2008年5月29日木曜日

kumanichi local drama Saka-No-Ue-No-Kumo Misumi nishi harbor nishiko

2008年5月28日 21:49
熊本日日新聞 くまにちコムのTopへ戻る
三角西港でロケ ドラマ「坂の上の雲」
約200人の地元エキストラが参加してあった「坂の上の雲」のロケ。群集の間から走り出ているのが、俳優の本木雅弘さん(手前)と香川照之さん=三角西港
約200人の地元エキストラが参加してあった「坂の上の雲」のロケ。群集の間から走り出ているのが、俳優の本木雅弘さん(手前)と香川照之さん=三角西港
 来秋から放送されるNHKの大作ドラマ「坂の上の雲」の撮影が二十八日、宇城市の三角西港であり、主演の本木雅弘さんら俳優陣と約二百人の地元エキスト ラが参加。明治の横浜港という設定で、当時のにぎわいが再現された。

 司馬遼太郎さん原作。日露戦争で活躍した秋山真之(本木さん)と、その兄好古(阿部寛さん)を中心に、新時代・明治を生きた人々のエネルギーや苦悩を描く。

 二十八日は、雨の合間を縫って、十代の真之と、同郷の友人正岡子規(香川照之さん)が、恩師高橋是清(西田敏行さん)と横浜港を訪れるシーンを 撮影。「昔の石積みの岸壁が残る港は、日本でも数少ないためロケ地に選んだ。人数や、船からの撮影もあるなど、国内ロケでは最大級」と菅康弘NHKチー フ・プロデューサー。主演の本木さんは「時代の熱気、勢いに突き上げられる感じを表現できたら」と話していた。

 県内では二十七日、熊本市黒髪の熊本大五高記念館でもロケがあり、真之、子規、二人の友人夏目漱石(小澤征悦さん)の学生時代などを撮影した。同ドラマは来年秋から三年間で三部全十三回を放送、県内ロケ分は、第一部に登場する。(平井智子)


0 件のコメント: