2009年8月1日土曜日

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博多努力美人? 福岡の美容施設数、横浜・神戸を圧倒

2009年7月31日11時39分

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 福岡の女性は美しくなるための費用を惜しまない——同市の財団法人「福岡アジア都市研究所」の女性研究員の調査で、そんな実態が浮かび上がった。おしゃ れな街として雑誌などで取り上げられることの多い横浜、神戸両市と美容にかける支出や美容室などの施設数を人口比で比較したところ、福岡が圧倒していた。 女性たちは「博多美人」と言われるだけの努力をしていた?!

 調査したのは岩屋京子研究員。きっかけは「街を歩きながらすれ違う女性たちにきれいな人が多いこと」だったという。美人の多さを示す方法として、ファッション誌の定番となっている横浜、神戸を「仮想敵国」として、データで比べることにした。

 試しに、福岡市の女性人口10万人あたりのネイルサロンやエステティックサロン、美容室の店舗数を横浜市、神戸市と比べてみた。

 その結果、ネイルサロンは横浜8.4、神戸10に対し福岡15.4。エステティックサロンは横浜33、神戸47、福岡69。美容室は横浜164、神戸206、福岡270だった。業種によって差はあったものの、いずれも福岡が圧倒的に多かった。

 女性が美しく暮らすための支出として、花、下着、靴、服、化粧品などの1世帯あたりの支出額も比較したところ、福岡が年間約13万円で、横浜の11万2千円、神戸の9万2千円を上回っていたという。

 調査結果について、岩屋さんは「福岡の女性のおしゃれ度を示す予想以上の数字が出た。店の数が多ければ競争も激しい。女性も店も切磋琢磨(せっさたくま)することで、美への関心が高くなっているのでは」と話している。(明楽麻子)





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