森の暗闇、小さな灯り 和歌山でシイノトモシビダケ
幻想的な光を放つシイノトモシビダケ(約2分間露光)=和歌山県すさみ町、小山琢撮影
山林の中で幻想的な光を放つシイノトモシビダケ(約2分間露光)=和歌山県すさみ町、小山琢撮影
倒木に生えたシイノトモシビダケ=和歌山県すさみ町、小山琢撮影
和歌山県すさみ町の山林で、淡い緑色の光を放つ小さなキノコ「シイノトモシビダケ」が顔を出し始めた。高さ数センチ程度で、シイの倒木などに生え、現れ るのは、梅雨時など湿度の高いごくわずかな期間だけ。なぜ発光するのかは、よくわかっていない。国内では、紀伊半島や東京・八丈島、兵庫・六甲山、鹿児 島・奄美大島などの限られた場所でしか見つかっていない。
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