2008年7月2日水曜日

kumanichi local government society naming right sojo university hall

2008年7月1日 13:48
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愛称きょうから「崇城大学市民ホール」
熊本市民会館前で愛称「崇城大学市民ホール」の表示板の除幕をする関係者
熊本市民会館前で愛称「崇城大学市民ホール」の表示板の除幕をする関係者
 熊本市は一日、ネーミングライツ(施設命名権)事業を適用した桜町の市民会館について、「崇城大学市民ホール」との"愛称"使用を始めた。同事業は自治 体の増収策として全国で広がりつつあるが、県内では初。二〇一二年三月末までで、契約額は年千五百万円。

 使用開始にあたり、市は一日午前、会館前広場の時計台(高さ約五メートル)につけた看板を除幕。縦一・八メートル、横〇・八メートルで、同大の スクールカラーの青色が用いられている。また、市は正面入り口一カ所に同ホールの名称を記したほか、ほか一カ所で表示を改めた。

 除幕式には幸山政史市長や同大を運営する学校法人君が淵学園(同市池田)の中山峰男理事長らが出席。中山理事長は「今後も市の文化事業の盛り上げに貢献したい」、幸山市長は「得られた収益を市民に還元していきたい」と話した。

 ネーミングライツ事業は、施設の愛称として企業名や商品名をつける事業。九州では大分県総合文化センター(iichiko総合文化センター)」など大分、宮崎、鹿児島の計三施設で導入されている。(武田愛一郎)


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