2008年7月3日木曜日

asahi shohyo 書評

〈使い勝手〉のデザイン学 [著]ヘンリー・ペトロスキー

[掲載]2008年6月29日

■「よいデザイン」とは形が美しいだけでなく、うまく機能して使いやすいことが大切。身のまわりの実例から考える

  電卓とケータイの数字配列はなぜ逆なのか?ドアノブと電灯スイッチの高さはなぜ違う?レジ袋、懐中電灯、椅子、歯ブラシからスーパーの店舗設計、家の増改 築まで、身のまわりの材料をとりあげ、その開発の歴史をひもときながら楽しく語るデザイン論。よいデザインとは「かっこいい」ものをつくることではなく、 「見た目、働き、使い勝手」を使用目的とその条件の下で折り合わせることだとする。同著者『もっと長い橋、もっと丈夫なビル』『ゼムクリップから技術の世 界が見える』『橋はなぜ落ちたのか』(いずれも朝日選書)も好評。

朝日新聞出版

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〈使い勝手〉のデザイン学 (朝日選書 844)

著者:ヘンリー・ペトロスキー

出版社:朝日新聞出版   価格:¥ 1,470

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ゼムクリップから技術の世界が見える-アイデアが形になるまで

著者:ヘンリー・ペトロスキー

出版社:朝日新聞社   価格:¥ 1,365

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橋はなぜ落ちたのか—設計の失敗学 (朝日選書 (686))

著者:ヘンリー ペトロスキー

出版社:朝日新聞社   価格:¥ 1,365

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