2008年4月12日土曜日

kumanichi local kurashi society public hall naming right Sojo university

2008年4月10日 23:04
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熊本市民会館の命名権、崇城大と合意
崇城大がネーミングライツを取得した熊本市民会館
崇城大がネーミングライツを取得した熊本市民会館
 熊本市は十日、熊本市民会館(同市桜町)を対象にした県内初のネーミングライツ(施設命名権)事業で、崇城大学を運営する学校法人君が淵学園(同市池田 四丁目、中山峰男理事長)と基本合意した。七月一日から二〇一二(平成二十四)年度末まで、同会館の愛称を「崇城大学市民ホール」とする。契約額は年千五 百万円。

 市役所で幸山政史市長と中山理事長が会見。幸山市長は「崇城大学とは教育、文化、産業振興などの分野で幅広く交流連携している。パートナーとして申し分ない」。中山理事長は「市の文化施設の中核に大学の名前を連ねさせていただき、ありがたい」などと話した。

 企業などではなく大学法人と基本合意したことについて、同市長は「他都市にも事例はある。崇城大学は積極的にまちづくりに取り組んでおり、市民協働のまちづくりがさらに深まる」とした。

 同会館のネーミングライツでは、〇七年三月に募集したが応募がなく断念。〇八年一月に条件を緩和し再募集(三月十九日締め切り)し、同学園だけが応募した。

 同会館によると、大学関係では名古屋市民会館が愛称を中京大学文化市民会館としている例がある。(武田愛一郎)




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