kumanichi local archeology history museum Egypt civilization exhibition

2008年4月11日 06:41

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早大エジプト展あす開幕　県立美術館本館

「吉村作治の早大エジプト発掘４０年展」を前に、展示物を確認する県立美術館の学芸員ら＝県立美術館本館 　早稲田大学古代エジプト調査隊の発掘成果を公開する「吉村作治の早大エジプト発掘４０年展」が十二日、熊本市二の丸の県立美術館本館で始まる。六月十五日まで。同美術館と熊日、ＲＫＫ熊本放送の主催。 　エジプト考古庁が保管する約二百五十点を出品。約三千八百年前の行政官セヌウのミイラが納められていた木棺と青いミイラマスクは、未盗掘としては最古級という。 　ほかに、ツタンカーメン王の名が刻まれた指輪や、クフ王の銘入り陶製スフィンクスなど世界的な遺物を展示。普通、撮影が禁止されているクフ王のピラミッド内部などの映像も流す。 　開幕を控えた十日は、同館学芸員や搬送の業者が、展示物の最終確認や照明の調整作業に当たっていた。 　初日の十二日は午前九時半から開会式。吉村氏のトークショーとサイン会（当日配布の整理券が必要）は同日午後二時、十三日も午前十時半と午後三時に行われる。 　入館料は一般千二百円（前売り千円）、大学生八百円（六百円）、高校生以下無料。同館（電）０９６（３５２）２１１１。