2008年4月17日木曜日

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ローマ法王が初訪米 ブッシュ大統領、異例の厚遇

2008年04月16日11時01分

 【ワシントン=梅原季哉】ローマ法王ベネディクト16世は15日、05年の就任後初めての訪米のため、ワシントンに到着した。ブッシュ米大統領は、首都 郊外のアンドリュース空軍基地まで自らが出迎えた。これまでどんな外国要人の訪米の際もみせなかった厚遇ぶりで、敬意を表した。

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ワシントン郊外のアンドリュース空軍基地で15日、到着したローマ法王ベネディクト16世をブッシュ大統領が自ら出迎えた=ロイター

 AP通信によると、法王は専用機の機中での同行記者団との会見で、ここ数年米国で問題化してきたカトリック聖職者らによる少年への性的虐待スキャンダルについて「非常に恥ずかしく思う」と述べ、再発防止のため全力を注ぐ考えを示した。

 法王は16日がちょうど81歳の誕生日にあたり、この日はホワイトハウスで公式の歓迎式典に臨んだ後、ブッシュ氏と会談する。米国滞在中、ワシントンに 新築されたばかりの野球場ナショナルズ・パーク、ニューヨークのヤンキースタジアムでそれぞれミサを行うほか、18日には国連本部でも演説する。




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