2008年4月19日土曜日

asahi international Catholic Pope Benedict �� 16 speech

国連でローマ法王演説 人権・人道「保護する責任」強調

2008年04月19日01時06分

 【ニューヨーク=松下佳世】訪米中のローマ法王ベネディクト16世は18日、国連総会で演説した。人権侵害や人道危機から人々を守るため、「保護する責 任」に基づく国際社会の介入の必要性を強調。「多国間の合意が少数の決定に従属し、危機にさらされている」として、大国の単独主義に警鐘を鳴らした。

 法王の国連訪問は、95年の前法王ヨハネ・パウロ2世以来13年ぶり4度目。演説では「世界の課題は国際社会に集団的行動を求めてい る」として、紛争の発生と拡大を防ぐための国連の役割に期待を示した。開発問題にも触れ、国際社会の支援なくしては「アフリカの国々はグローバル化の否定 的影響しか受けられない危険がある」と警告した。また、基本的な人権としての信教の自由を訴え、宗教間対話を促した。




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