2008年4月18日金曜日

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草思社支援、文芸社に決定 出版の独自性尊重も合意

2008年04月17日18時57分

 民事再生法の適用を1月に申請した中堅出版社の草思社(東京都文京区、木谷東男社長)は17日、再建に向けての支援企業が自費出版大手の文芸社(同新宿 区、瓜谷綱延社長)に決まったと発表した。草思社は文芸社の100%子会社になるが、社名の変更はなく、既刊書はすべて従来通り販売する。出版活動の独自 性を尊重することにも合意したという。22日に再生計画を東京地裁に提出し、順調なら7月ごろに新体制となる見込みだ。

 草思社は「声に出して読みたい日本語」などのベストセラーで知られる。負債総額は22億4789万円。




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