2008年10月31日金曜日

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地デジ見られない地域解消へ NHKが161億円支援策

2008年10月30日19時14分

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 NHKは30日、地上デジタル放送(地デジ)の難視聴地域を解消するための支援策を発表した。山間部で電波が届かず、自主的に共同アンテナを設置している住民組織への経費助成などに約161億円を支出する。地デジへの完全移行は11年7月24日の予定。

 住民が自主的に共同アンテナを設置している組織のうち、約8千施設(40万世帯)を対象に施設整備費や維持費を助成する。新たにケーブルテレビ経由で地 デジを視聴する場合、NHKが設置したアンテナが不要となるケースも想定される。この際にはケーブルテレビの加入金なども助成する。いずれも総務相の認可 を得た後に助成の受け付けを始める。

 NHKは放送法で、あまねく全国で放送が受信できるように措置することが義務づけられている。このため、10月に公表した中期経営計画 (09〜11年度)では3年で約660億円の地デジ支援策を盛り込んだ。今回発表されたのはその一部。今後は混信や難視聴対策を順次実施する。



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