2008年10月29日水曜日

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白人至上主義の若者2人、オバマ氏暗殺計画の疑いで逮捕

2008年10月28日9時28分

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写真米オハイオ州で27日、シークレットサービスに警護されながら車を出るオバマ氏=ロイター

 【ニューヨーク=真鍋弘樹】米アルコール・たばこ・火器局(ATF)は27日、初のアフリカ系(黒人)大統領を目指す民主党のオバマ候補の暗殺を企てた として、白人至上主義者の若者2人を逮捕したと発表した。黒人の大量殺人も計画していたといい、捜査当局は思想的背景を調べている。

 ATFによると、容疑者は米南部アーカンソー州とテネシー州に住む18歳と20歳の男で、黒人の多く通う学校を襲撃した後、オバマ氏を暗殺する計 画を立てた疑いがもたれている。2人はインターネットで知り合い、ネオナチ思想などで意気投合し、銃身を切りつめて殺傷力を強めた散弾銃を持って集合。さ らに銃砲店を襲って大量の銃器類を奪おうと計画していたところを逮捕された。

 米メディアによると、2人は黒人88人を射殺、14人を斬首する計画を持っていた。これらの数字は白人至上主義思想において象徴的な意味があると いい、狂信思想にとりつかれていた可能性が高い。実際にオバマ氏暗殺の実行能力があったかどうかは不明だが、真剣に計画に取り組み、死も覚悟していたと ATFはみている。

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