2008年10月15日水曜日

asahi shohyo 書評

フェルメール [著]小林頼子

[掲載]2008年10月12日

  17世紀オランダのデルフトで物語画から風俗画、さらに都市景観画まで、寡作ながら綿密な構図と「光を色彩に還元する」独特の絵画で広く愛され続けてきた フェルメール。その人と生涯をたどり、赤外線による構図分析ほか、黄色い服や手紙など描きこまれた小物にまで物語を探って全作品を紹介する。

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