深海にも「赤ちょうちん」 希少クラゲ、日本周辺で確認
アカチョウチンクラゲ=海洋機構提供
1913年の発見以来、世界中で十数回しかみつかっていなかった「アカチョウチンクラゲ」が、日本周辺の深海にたくさん生息していることがわかった。
海洋研究開発機構が97年から撮りためた深海の調査映像約100時間分などを分析し、60匹以上をみつけた。深海の生態系では無視できない存在感がある。体長約17センチ、14〜30本の触手が1メートルにも伸びる。
ノーベル化学賞で有名になったオワンクラゲに近い種類で「たぶん光っているでしょう」と研究者。エビに似た生物などの付着も多く、地上の赤ちょうちんと同じく、生き物が集まるようだ。
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