2008年10月18日土曜日

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深海にも「赤ちょうちん」 希少クラゲ、日本周辺で確認

2008年10月18日0時11分

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写真アカチョウチンクラゲ=海洋機構提供

 1913年の発見以来、世界中で十数回しかみつかっていなかった「アカチョウチンクラゲ」が、日本周辺の深海にたくさん生息していることがわかった。

 海洋研究開発機構が97年から撮りためた深海の調査映像約100時間分などを分析し、60匹以上をみつけた。深海の生態系では無視できない存在感がある。体長約17センチ、14〜30本の触手が1メートルにも伸びる。

 ノーベル化学賞で有名になったオワンクラゲに近い種類で「たぶん光っているでしょう」と研究者。エビに似た生物などの付着も多く、地上の赤ちょうちんと同じく、生き物が集まるようだ。



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