「日本の優勝とは比べられない」松井秀、頂点に
【ニューヨーク=小金沢智】メジャー7年目で初のワールドシリーズ制覇をMVPで飾った松井秀が記者会見で喜びを語った。
――頂点に立った
「最高です。このためにずっと戦っている。自分の中では最も大きい思い出になると思う」
――シリーズ最多タイ記録の1試合6打点でMVP
「びっくり。何かの力が働いたんだと思う」
――これがヤンキースで最後という思いはあったか
「それは全くない。きょう勝つためにプレーした。それだけ考えた」
――ジーターと抱き合った
「僕が来てからずっと一緒にやってきた。彼も勝てない時代をずっと引っ張ってきた。特別な気持ちがあった」
――日本選手としての誇りは
「日本人だということは常に意識している。その誇りも持っているが、常にヤンキースの一員、プレーヤーだと思っている。日本の優勝とは比べられない」
――試合後のお立ち台は人生で一番高かったか
「間違いない。ヤンキースタジアムのああいう場所に立っての見晴らしは最高だった」
1試合6打点・松井秀のバット、米殿堂博物館に
第6戦でシリーズ最多記録に並ぶ1試合6打点を挙げた松井秀のバットが、ニューヨーク州クーパーズタウンにある米野球殿堂博物館に寄贈されることになった。
4日の試合後、ヤンキースが発表した。ジーターのバット、リベラの帽子なども寄贈される。(小金沢智)
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