2009年11月5日木曜日

yomiuri sport Hideki Matsui

「日本の優勝とは比べられない」松井秀、頂点に

ワールドシリーズ制覇を喜ぶ松井秀=AP
ヤンキースの優勝を喜ぶ松井秀=AP

 【ニューヨーク=小金沢智】メジャー7年目で初のワールドシリーズ制覇をMVPで飾った松井秀が記者会見で喜びを語った。

 ――頂点に立った

 「最高です。このためにずっと戦っている。自分の中では最も大きい思い出になると思う」

 ――シリーズ最多タイ記録の1試合6打点でMVP

 「びっくり。何かの力が働いたんだと思う」

 ――これがヤンキースで最後という思いはあったか

 「それは全くない。きょう勝つためにプレーした。それだけ考えた」

 ――ジーターと抱き合った

 「僕が来てからずっと一緒にやってきた。彼も勝てない時代をずっと引っ張ってきた。特別な気持ちがあった」

 ――日本選手としての誇りは

 「日本人だということは常に意識している。その誇りも持っているが、常にヤンキースの一員、プレーヤーだと思っている。日本の優勝とは比べられない」

 ――試合後のお立ち台は人生で一番高かったか

 「間違いない。ヤンキースタジアムのああいう場所に立っての見晴らしは最高だった」

(2009年11月5日18時48分 読売新聞)


1試合6打点・松井秀のバット、米殿堂博物館に

 第6戦でシリーズ最多記録に並ぶ1試合6打点を挙げた松井秀のバットが、ニューヨーク州クーパーズタウンにある米野球殿堂博物館に寄贈されることになった。

 4日の試合後、ヤンキースが発表した。ジーターのバット、リベラの帽子なども寄贈される。(小金沢智)

2009年11月5日19時58分 読売新聞)





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