2009年11月4日水曜日

asahi shohyo 書評

アベラールとエロイーズ 愛の往復書簡

[掲載]2009年11月1日

 12世紀の実在の人物によるラテン語で書かれた書簡集。激しい恋愛の末、別々に修道院生活を送った2人。男への切なる愛を訴える女に対し、男は神に仕える姿勢を貫く。男の最期を伝える資料付き。解説では、偽作説についても触れる。新訳。

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 沓掛良彦ほか訳

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