大極殿、輝く鴟尾 全容現す 平城宮跡
復元作業が続けられている平城京跡の大極殿=奈良市、朝日新聞社ヘリから、山本裕之撮影
奈良県で来年開かれる平城遷都1300年祭のメーン会場、平城宮跡(奈良市、特別史跡)で、復元中の大極殿(だいごくでん)の全体像が姿を現した。工事用に覆っていた「素屋根」が解体され、屋根の東西で金色の鴟尾(しび)が輝いている。
大極殿は天皇の執務や儀式の場だった建物で、01年度から復元工事が始まった。規模は東西44メートル、南北19.5メートル、高さ27メートルで、総 工費約180億円。内部に「朱雀」「玄武」「白虎」「青竜」の四神などを描き、天皇が座っていた高御座(たかみくら)の復元品などを展示。来年4月に公開 される。
0 件のコメント:
コメントを投稿