運慶作とみられる仏像、三越が12億5000万円で落札・NYで競売
【ニューヨーク=共同】鎌倉時代の仏師、運慶の12世紀末ごろの作とみられ、文化庁が文化財指定も検討した「木造大日如来坐像」が18日、競売大 手クリスティーズのニューヨークでの競売に出品され、1280万ドル(約12億5000万円)で落札された。クリスティーズによると、仏像を落札したのは 日本の百貨店大手の三越。
クリスティーズは、海外での競売で落札された日本の美術品としては過去最高額としている。運慶の作品が海外で競売にかけられたのは初め て。欧米や日本の美術館、収集家らが高い関心を示し、国宝級の貴重な美術品の海外流出に懸念が強まっていた。落札額は300万ドルを超えることが予想され ていた。 (03:13)
0 件のコメント:
コメントを投稿