今回で十七回目となる知事選のうち、七番目に低い。
市町村別では、村長・村議補選と同日選挙となった球磨郡相良村が83・53%と最も高かった。次いで水上村が75・91%、五木村が75・ 54%で続いた。一方、最も低かったのは荒尾市で32・65%。唯一、40%を下回った。二番目に低いのは熊本市の43・03%で、菊池郡菊陽町が44・ 71%で続いた。
男女別では男49・47%、女49・27%だった。
投票率が落ち込んだのは、(1)政策の違いが明確でなかった(2)極めて知名度の高い候補者がいなかった(3)投票日当日に県全域で雨となり、足が遠のいた、などが原因とみられる。
さらに自民が知事選で初めて公認・推薦を見送るなど政党色が薄れたことが、逆に有権者の関心を十分掘り起こせなかったと言えそう。
一方、期日前投票をした人は十二万一千人。前回知事選と比べ73・1%増えたが、昨夏の参院選に比べ33・0%減った。県内有権者の8・2%、投票者数の16・5%が利用した。(森本修代)
熊本日日新聞2008年3月24日朝刊
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