2008年3月27日木曜日

asahi society science Hideyo Noguchi awards

第1回野口英世賞 英とケニアの2氏が受賞

2008年03月26日22時09分

 政府は26日、アフリカにおける医学研究、医療活動分野での功績をたたえる「第1回野口英世アフリカ賞」の受賞者2人を発表した。同賞は小泉元首相が06年のアフリカ訪問の際に発案。「ノーベル賞に匹敵する賞」をめざして1部門1億円、計2億円の賞金を出す。

 国際医学に関する賞の中で、同賞はノーベル賞(約1億4000万円)に並ぶ高額の賞金とされ、国費と国内外の募金からなる。寄付の第1号は小泉氏で、首相の退職金634万円を全額寄付したという。

 受賞したのは、医学研究部門で、マラリアや感染症の研究活動で功績のあったブライアン・グリーンウッド・英ロンドン熱帯医学研究所臨床熱帯医学教授 (69)、医療活動部門で、女性や子どもなどの基礎医療サービスの提供に尽くしたケニアの慈善団体「ウジマ財団」共同創設者のミリアム・ウェレ氏 (67)。




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