質量の起源「ヒッグス粒子」探し大詰め 欧州で4日発表
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万物の質量の起源になったとされる「ヒッグス粒子」探しが大詰めを迎えている。欧州合同原子核研究機関(CERN)は4日、最新の解析結果を発表する。「存在の兆候」をつかんだ昨年12月以降、新たなデータを加え、今回は「発見」に至る可能性がある。
宇宙誕生のビッグバン直後、素粒子は質量を持たず、光速で自由に飛び回っていたとされる。ヒッグス粒子は素粒子に水あめのように作用してブレーキをか け、質量を「獲得」させたと考えられている。標準理論で予想されながら未発見の最後の粒子で、その発見はノーベル賞級の成果となる。
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