2009年5月15日金曜日

asahi art religion exhibition Ashura Tokyo National Museum

TV・雑誌にも仏像ブーム 「阿修羅展」50万人突破

2009年5月15日6時57分

印刷印刷用画面を開く

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真:「阿修羅展」開催に合わせ、大手書店では阿修羅や仏像の本を集めたブックフェアが開かれている=東京都千代田区の三省堂書店神保町本店、遠藤真梨撮影「阿修羅展」開催に合わせ、大手書店では阿修羅や仏像の本を集めたブックフェアが開かれている=東京都千代田区の三省堂書店神保町本店、遠藤真梨撮影

 東京・上野公園の東京国立博物館平成館で開かれている「国宝 阿修羅展」(朝日新聞社など主催、6月7日まで)の入場者が14日、50万人を突破した。関連書籍の発刊が相次ぐなど「仏像ブーム」が広がっている。

 99年の平成館開館以来、50万人を超えた特別展は「阿修羅展」を含め四つあるが、会期40日目での達成は「エジプト文明展」(00年)の46日を抜く最速記録となった。

 3月の開幕前後から、奈良・興福寺の阿修羅像を表紙にした雑誌や書籍が続々と出版され、首都圏を中心に大手書店もこぞってブックフェアを開催。また、大 学やカルチャーセンターの講座が一般向けに多数開かれるなど、これまでにない層に波及している。テレビ各局の看板ワイドショーも「社会現象」として取り上 げた。

 「阿修羅に会えた?」というコピーで、4月発売された「BRUTUS」は男性カルチャー誌としては異例の実売11万部に迫る勢い。同誌の西田善太 編集長は「阿修羅は全世代、全国民のアイドル。1300年間、人々の目と言葉にたえてきた揺るぎなさにひかれるのではないか」と話す



0 件のコメント: