マツタケ大豊作 山中の群生地、まるでシメジ
豊作でシメジのようにまとまって生えるマツタケ=岩手県田野畑村明戸
岩手県沿岸地域でマツタケが大豊作だ。シーズン当初の9月20日ごろはまったくだめだったのに、10月に入ると一転。まるで雨後のタケノコのような状態に。
アカマツが生い茂る田野畑村の山では、シメジのように群生したものも。元郵便局長の早野一弘さん(63)はこの36年で初めて1千本超を収穫。例年の5倍だ。
猛暑が過ぎて適温になり、雨も適度だったためらしい。だが、普段は1キロ3万円前後の取引価格が今年は1万円以下という。「喜んでばかりもいられない」
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