温室ガス増加検討の日本に「化石賞」 国際NGO
【ボン(ドイツ)=山口智久】京都議定書に続く温暖化対策の国際枠組みを話し合う国連気候変動枠組み条約作業部会の会期中、環境NGOが交渉に最も後ろ 向きな国に贈る「化石賞」に1日、日本が選ばれた。2020年までに減らす温室効果ガスの中期目標を検討する政府の委員会が示した六つの選択肢に、「90 年比4%増」を含めているのを批判した。
京都議定書で日本は12年までに90年に比べて6%の削減を義務づけられている。「授賞」の理由で「4%増では明らかに後退だ。幅広い技術があり、豊かな先進国としてより高い目標を掲げて先頭を走るべきだ」と指摘した。
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