クレオパトラ「石像は美人だった」 エジプトで発掘
クレオパトラの顔をかたどったとみられる石像=エジプト考古最高評議会提供
クレオパトラとみられる顔が描かれたコイン=エジプト考古最高評議会提供
アントニウスとみられる顔型(マスク)の一部=エジプト考古最高評議会提供
【カイロ=田井中雅人】エジプト考古最高評議会は15日、古代エジプト・プトレマイオス朝の最後の支配者だった女王クレオパトラ(クレオパトラ7世、紀元前69〜同30年)の顔をかたどった石像や銅のコイン22枚などが北部アレクサンドリア近郊で見つかったと発表した。
また女王と恋に落ちたローマの実力者アントニウスとみられる顔型(マスク)も発掘。2人は一緒に埋葬されたと言われているため、墓がある可能性もあるとみて本格的な発掘調査に取りかかる。
評議会のザヒ・ハワス事務局長は「研究者らの間には(絶世の美女と言われる)クレオパトラが美人ではなかったとの説があるが、石像やコインに描かれた顔は美人だったことを証明している」と述べた。
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