2012年6月3日日曜日

asahi google art project japan digital gallery

2年6月3日16時36分

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狩野派・大観…ネットで国宝鑑賞 グーグルに6館登録

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写真:グーグル・アートプロジェクトのサイトで公開されている国宝「観楓図屏風」(東京国立博物館所蔵)。70億画素という超高解像度で記録されている拡大グーグル・アートプロジェクトのサイトで公開されている国宝「観楓図屏風」(東京国立博物館所蔵)。70億画素という超高解像度で記録されている

写真:グーグル・アートプロジェクトのサイトで公開されている東京国立博物館の展示風景。まわりの風景を360度見渡せるグーグルの「ストリートビュー」の技術で撮影した拡大グーグル・アートプロジェクトのサイトで公開されている東京国立博物館の展示風景。まわりの風景を360度見渡せるグーグルの「ストリートビュー」の技術で撮影した

写真:グーグル・アートプロジェクトのサイトで公開されているモネの「睡蓮」(国立西洋美術館所蔵)拡大グーグル・アートプロジェクトのサイトで公開されているモネの「睡蓮」(国立西洋美術館所蔵)


 世界中の美術館や博物館の収蔵作品をパソコンなどで楽しめる米グーグルのサービス、「グーグル・アートプロジェクト」にこのほど、東京国立博物館など国内6施設が加わった。ほかの美術館からも問い合わせが相次いでおり、グーグルは今後も参加施設を増やす考えだ。

 この「プロジェクト」に日本の美術館が参加するのは初めて。ほかに国立西洋、サントリー、ブリヂストン(いずれも東京都)、足立(島根県)、大原(岡山 県)の各美術館。尾形光琳の硯(すずり)箱、狩野派の屏風(びょうぶ)絵など、国宝や世界的な文化遺産を含む567点が見られるようになった。作品は画面 上で大きくアップにでき、巨匠の細かな筆遣いを楽しめる。

 中でも狩野秀頼の「観楓図屏風」(東京国立)、横山大観の「紅葉」(足立)の2点は、一般的なデジタルカメラの700倍にあたる70億画素の超高画質で記録。虫眼鏡で見ているように、肉眼では分からない細かい部分まで拡大できるようにした。





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