2011年6月21日火曜日

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奈良・桜井茶臼山古墳に複数の副室か 石室状の遺構確認

2011年6月19日13時24分

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写真:桜井茶臼山古墳の主室東側にあった石室状の遺構。細長い石材の上を板石が覆っている=奈良県桜井市、2009年3月拡大桜井茶臼山古墳の主室東側にあった石室状の遺構。細長い石材の上を板石が覆っている=奈良県桜井市、2009年3月

図:桜井茶臼山古墳の地図拡大桜井茶臼山古墳の地図

 奈良県桜井市の大型前方後円墳、奈良・桜井茶臼山古墳に複数の副室か 石室状の遺構確認(ちゃうすやま)古墳(3世紀末〜4世紀初め、国史跡、全長 200メートル)の後円部中央にある竪穴式石室(主室)の東と北側で、別の石室状の遺構が確認された。奈良県立橿原考古学研究所が発表した。

 内部は未調査で構造などは不明だが、副葬品や供物を入れた副室の可能性がある。同時代の古墳から複数の副室が見つかる例はなく、橿考研は、被葬者の権力の強大さをうかがわせるとみている。






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