受験要項に「入学者は非喫煙者」 熊本・崇城大薬学部
「入学者は非喫煙者とします」。熊本市の崇城大学薬学部が2011年度の入学試験の要項に、こんな文言を盛り込んだ。学生の多くが薬剤師をめざすなど、健康にかかわる学問を学ぶ以上は、たばこを吸わないほうが望ましいと教授会が判断。全国的にも珍しい取り組みという。
同大入試課によると、要項の注意事項欄に記している。受験生の大半は喫煙が法で禁じられた10代だが、浪人生などの成人もいるため「たばこを吸わない人 に入学してほしい」という姿勢を見せるのが狙い。非喫煙を受験資格にしたり、入学後の誓約を求めたりするものではないという。
同学部は08年度から構内を全面禁煙とし、喫煙する在学生には医療機関の禁煙外来と連携して指導してきた。
0 件のコメント:
コメントを投稿