2011年10月26日水曜日

asahi shohyo 書評

宮台教授の就活原論 [著]宮台真司

[掲載]2011年10月23日   [ジャンル]社会 

表紙画像 著者:宮台真司  出版社:太田出版 価格:¥ 1,260

 就活=就職活動は学生にとって、いまや大学入試以上の難事業かもしれない。社会学者で首都大学東京教授の著者は以前、大学の就職支援委員会委員長 としてこの問題に取り組んだ。その経験から、学生と企業の双方の勘違いを指摘し、学生に心得を説く。いわく「先行き不透明な時代、企業は『適応』でなく 『適応力』を求めている」「自分にぴったりの仕事なんてない」「CMのイメージで就職先を決めるな」——。そして理不尽でデタラメな社会を生き抜くため に、帰還場所=ホームベースをつくれという。人生はいいとこ取りはできない、と。真っ当な原論。就活の実践に即座には役立たなそうだが、長い人生には効き 目があるかも。
    ◇
 太田出版・1260円

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