シャーマン最古の例?三内丸山遺跡の土器片に人物画
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青森市の三内丸山遺跡から出土した縄文時代中期(4300年前)の土器片に人物が描かれていたと、青森県文化財保護課が8日発表した。人物の大きさは約 4センチ。同遺跡発掘調査委員会委員長の岡村道雄・奈良文化財研究所名誉研究員は「祈り踊るシャーマンの最古の例ではないか」と話している。
土器片(縦8センチ横6センチ)は1993年11月に、遺跡中心部北側の「北盛土(もりど)」と呼ばれる遺構から出土した。縄文模様の上にしっかりとし た線で描かれ、両手を広げ、両足を踏ん張っているように見える。右手に祭具か弓矢のようなものを持ち、頭部には「羽根飾り」のような線が引かれている。
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