松本復興担当相が辞任 被災地での言動に批判、引責
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松本龍復興担当相は5日午前、首相官邸で菅直人首相と会談し、復興相を辞任する意向を伝えた。東日本大震災の被災地を訪問した際、知事に対し「知恵を出さないやつは助けない」などと発言したことが批判を浴び、引責した。
松本氏は復興基本法成立を受け、6月27日に復興相に就いたばかり。震災復興の重責を担う担当相が就任9日目で辞めるという異例の事態となった。菅首相 はすでに辞任表明しているが、松本氏は首相が就任を強く要請しただけに、首相の任命責任が問われ、与野党からの辞任圧力が一層強まるのは必至だ。
松本氏は首相との会談後、記者団から「退任でいいのか」と問われ、「はい」と答えた。「いい経験をさせてもらった。後ほど会見する」と述べた。
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