2012年1月21日土曜日

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聖武天皇の住まいか 2棟の建物跡出土 滋賀・宮町遺跡

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【動画】紫香楽宮跡最大級の掘立柱建物が出土

図:紫香楽宮のイメージ図。中央の朝堂の左上方に内裏が2棟並ぶ=甲賀市教委作成拡大紫香楽宮のイメージ図。中央の朝堂の左上方に内裏が2棟並ぶ=甲賀市教委作成

図:紫香楽宮のイメージ図。中央の朝堂の奥に内裏が2棟並ぶ=甲賀市教委作成拡大紫香楽宮のイメージ図。中央の朝堂の奥に内裏が2棟並ぶ=甲賀市教委作成

図:内裏とみられる大型建物のイメージ図=甲賀市教委作成拡大内裏とみられる大型建物のイメージ図=甲賀市教委作成

写真:紫香楽宮の内裏とみられる大型建物跡=18日、滋賀県甲賀市信楽町、矢木隆晴撮影拡大紫香楽宮の内裏とみられる大型建物跡=18日、滋賀県甲賀市信楽町、矢木隆晴撮影

写真:紫香楽宮の内裏とみられる大型建物跡=滋賀県甲賀市、朝日新聞社ヘリから、伊藤恵里奈撮影拡大紫香楽宮の内裏とみられる大型建物跡=滋賀県甲賀市、朝日新聞社ヘリから、伊藤恵里奈撮影


 奈良時代に聖武天皇が造営した紫香楽宮(しがらきのみや)跡とされる滋賀県甲賀市信楽町の宮町遺跡(国史跡)で、天皇の住まいだった「内裏」とみられる 掘っ立て柱建物跡が出土した。市教委が18日発表した。同規模の大型建物2棟が東西に並び立つ特異な構造で、聖武天皇と先帝・元正天皇の内裏として使われ た可能性がある。

 市教委は昨年9月から、遺跡の中心区画にあり、政務を執り行う「朝堂」跡の北側約500平方メートルを調査。南北方向に6列並んだ柱穴(一辺1.3〜1.5メートル)が計28個出土し、幅24.9メートル、奥行き14.8メートルの大型建物跡と判断した。

 その西側では、2001〜02年度の調査で同規模の建物跡が出土している。当初は、朝堂の中軸線上(真北)に位置していなかったため、内裏とは別の施設の可能性が指摘されていたが、今回の建物の発掘で、2棟一対の内裏だったことがほぼ裏付けられた。

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