モーツァルトと狂言、異色のコラボ 独で「魔笛」公演
モーツァルトの楽曲はそのままに、狂言師が伝統的な装束、ことばで演じる狂言風オペラ「魔笛」のドイツ公演が、22日のベルリンを皮切りに6都市で開か れる。総監督を務めるはずだった茂山千之丞(せんのじょう)さんは、昨年暮れ、87歳で死去。出演者らは「心は共に」と結束を固め、19日、ドイツに飛び 立った。
大蔵流狂言の茂山家とドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン管楽ゾリステンが共演する狂言風オペラは、2002年の「ドン・ジョヴァンニ」が最 初。「魔笛」は06年の「フィガロの結婚」に続く第3弾で、小宮正安脚本、木村俊光音楽監督。千之丞さんが演出・出演し、09年に京都や東京、岐阜などで 初演された集大成だ。
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