2011年1月17日月曜日

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1千年前のおみくじは凶が3割 富山・真国寺で「元祖」

2011年1月17日4時26分

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写真:「凶」の札=真国寺提供「凶」の札=真国寺提供

 富山市の真国寺で16日、「元祖おみくじ」を引く集いがあった。最近のおみくじと違い、発祥当初のおみくじは「凶」が3割。この日も、不吉な札が続出した。

 おみくじは、平安時代に元三大師が詠んだ漢詩が由来とされる。同寺には、江戸時代に大師の漢詩をまとめた書物が保管されており、これをもとに再現した。

 次々と出る「凶」。しかし「自分を省みて、成長するチャンスの意味が込められている」と永田円了住職。凶が出るたびに拍手が起き、大吉の人も「凶がよかった」。




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