江戸時代の熊本藩の料理再現 辛子レンコンだけじゃない
2008年02月21日08時03分
江戸時代初めに熊本城で出されていた味が復活した。家臣が残した記録「料理方秘(りょうりかたひ)」をもとに再現した料理の試食会が20日、熊本市のホテルであった。
![]() |
古いレシピを基に再現された熊本藩の料理=20日、熊本市のホテルで |
保存のため塩を多用した時代。記録ではタイの南蛮漬けは酢10対塩3で今の10倍近い塩辛さのため、塩を半分にした。「現代人の舌に合わせるのに苦労した」と栄養士。
熊本市は復元中の熊本城本丸御殿での料理提供を検討している。幸山政史市長は「馬刺しや辛子レンコンだけでない、熊本の食文化の深さを示したい」と語った。
0 件のコメント:
コメントを投稿