スズメとオウム、近い仲間 米独チームがゲノム解析
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スズメなどの小鳥にとって、分類上一番近い関係にあるのはオウムだった、とする新たな解析結果が、米独の研究者による共同研究で明らかになった。24日、ネイチャーコミュニケーションズ(電子版)で発表する。
チームは、染色体上のゲノムを解析し、レトロポゾンと言われる特徴的な配列をどのように共有しているかを分析した。その結果、スズメやハタホオジロ、 フィンチなどスズメ目に最も近い共通祖先を持っているのはコンゴウインコなどのオウムの仲間で、さえずりはこれまでの説より、3千万年も前の中生代に共通 祖先で獲得したと見られることが分かった。
さらに、ハヤブサやヒメチョウゲンボウなどは、同じ猛禽(もうきん)類であるワシやタカなどよりもスズメやオウムの仲間に近いことも分かった。
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