地下の坑道跡で熟成3年、麦焼酎蔵出し 北九州の平尾台
坑道跡で熟成された焼酎が次々に運び出された=17日午前10時9分、北九州市小倉南区、藤脇正真撮影
坑道跡で熟成された焼酎が次々に運び出された=17日午前10時、北九州市小倉南区、藤脇正真撮影
北九州市小倉南区のカルスト台地・平尾台の地下にある石灰採掘の坑道跡で3年間熟成させた焼酎が17日、蔵出しされた。
今年で3年目の蔵出しとなるのは、麦焼酎「青龍(せいりゅう)王」。市の第三セクター「ハートランド平尾台」が無法松酒造(同市)に醸造を委託し、地下約300メートルにある坑道跡で貯蔵、熟成している。
坑道跡は年間を通じて温度や湿度が安定し、光で劣化する心配もなく、長期保存に向いており、熟成してまろやかな味に仕上がるという。
0 件のコメント:
コメントを投稿