2012年5月26日土曜日

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2012年5月26日9時57分

悪臭も「世界最大の花」開く ショクダイオオコンニャク

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【動画】世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」

写真:開花したショクダイオオコンニャク=25日午後5時49分、茨城県つくば市の国立科学博物館筑波実験植物園、山口明夏撮影拡大開花したショクダイオオコンニャク=25日午後5時49分、茨城県つくば市の国立科学博物館筑波実験植物園、山口明夏撮影

写真:花びらが広がり始めたショクダイオオコンニャク。開花が進むにつれて悪臭が強くなった=25日午後5時55分、茨城県つくば市の国立科学博物館筑波実験植物園、福留庸友撮影拡大花びらが広がり始めたショクダイオオコンニャク。開花が進むにつれて悪臭が強くなった=25日午後5時55分、茨城県つくば市の国立科学博物館筑波実験植物園、福留庸友撮影


 「世界最大の花」をつけるショクダイオオコンニャクが25日、国立科学博物館筑波実験植物園(茨城県つくば市)で開花した。高さ約2メートル、タワーのような形の大きな突起があるのが特徴だ。開花中、一般公開で観察できる。

 絶滅の恐れがあるサトイモ科の植物で、インドネシア・スマトラ島が原産。開花は珍しく、国内では9例目。複数の小さい花が集まって咲き、花の見ごろは 2〜3日と短い。タワー状の突起からは、腐った魚のような悪臭を放つ。臭いにつられてやって来た昆虫に、花粉を運んでもらうためという。

 栽培を担当する遊川知久研究員(50)は「いつかこの花を咲かせてみたいと思っていた。20年来の悲願が成就した」と話した。(山本智之)





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