2011年11月15日火曜日

asahi shohyo 書評

対談集 なにものかへのレクイエム——二〇世紀を思考する [著]森村泰昌

[掲載]2011年11月13日   [ジャンル]文芸 人文 

表紙画像 著者:森村泰昌  出版社:岩波書店 価格:¥ 1,890

 古今東西の有名絵画の登場人物や映画女優に扮する作品で知られる著者。今回は、レーニン、ゲバラ、毛沢東から三島由紀夫といった、主に20世紀に内外を揺るがせた有名人に扮した表題の個展が全国を巡回したのを機に、多彩な分野の人々と交わした対談を集めたものだ。
  新右翼団体の鈴木邦男、作家の平野啓一郎、社会学者の上野千鶴子、政治学者の藤原帰一……。このバラエティーが面白く、また、テーマも芸術論から20世紀 論まで、縦横無尽。それにしても、三島の自刃が与えた衝撃の大きさに改めて気づく。東日本大震災後に行われた作家、高橋源一郎との対話では、この国の行く 末について考えさせられること多々。
    ◇
 岩波書店・1890円

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