「鬼夜」の大たいまつ、新春の夜空照らす 福岡・久留米
2008年01月08日05時48分
日本三大火祭りの一つとされる国の重要無形民俗文化財「鬼夜(おによ)」が7日、福岡県久留米市の大善寺玉垂宮(たまたれぐう)であり、たいまつの火が新春の夜空を赤々と照らした。
大たいまつに鬼火がつけられ、大きな炎が上がった=7日午後9時31分、福岡県久留米市大善寺の玉垂宮で |
たいまつと言っても長さは13メートル、重さも1.2トンとジャンボ。6本に火がつけられ、締め込み姿の氏子がカシの棒で支えながら、境内を勇壮に練り歩いた。
1600年以上の歴史があり、鬼夜の火にあたれば病にかからず、難を逃れられると伝えられている。現世が先行き不透明なためか、大勢の参拝者でにぎわった。
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