ヘレン・ケラー:蔵書4点を国内初公開 国立民族学博物館
視覚と聴覚に障害がありながら、社会福祉事業家として活躍したヘレン・ケラー(1880〜1968年)の蔵書4点が、13日から大阪府吹田市の国 立民族学博物館で始まる企画展で公開される。国内初という。点字など4種類の盲人用文字による本。同博物館の広瀬浩二郎・准教授は「さまざまな文字を使っ て勉強を続けた彼女の息遣いを感じてほしい」と話している。
米ボストンにある母校のパーキンス盲学校の蔵書。4冊は、アルファベットを凸型に浮かび上がらせた線文字の天文学用語辞典▽「アメリカン・ブレー ル」という古い点字によるヘレン・ケラーの自伝▽8点方式の点字本▽英国式点字による詩人の伝記。いずれも19世紀中ごろから20世紀初めの発行。
点字の考案者ルイ・ブライユ生誕200年記念の企画展「点天展」は11月24日まで(水曜休館)。視覚障害者は事前申し込みで蔵書に触ることができる。一般420円、高校・大学生250円、小・中学生110円。同博物館(06・6876・2151)。【遠藤哲也】
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