2009年9月14日月曜日

yomiuri international sport Ichiro 200

9年・200安打…イチロー、途切れぬ集中力

 朝から雨が降り続いた影響で、ダブルヘッダーの開始が4時間半も遅れた。それでもイチローの200安打への集中力が途切れることはなかった。

 「シーズン200安打」は日本でプレーしていた時からイチローの代名詞。オリックス時代の1994年、日本プロ野球史上初めて200本を超える210安打をマーク。日本中をフィーバーに巻き込んで、一躍スターの座をつかんだ。

 日本より多い年間162試合のメジャーで200安打は、それほど珍しくはない。ただ、ほぼフル出場して結果も残さなければ成し得ない。1番打者の責務として、イチローはメジャーでもその数字に固執した。

 こだわりは徹底している。毎年開幕前に試合日程を見ながら、マラソン選手が5キロごとのタイムを設定するように、各月や区切りの良い試合ごとに安打数の目標を定める。「あまり無理しない程度で、かつ簡単ではない設定」と説明する。

 開幕から8試合を欠場したが、慌てなかった。「日本にいた時、130試合で(200安打を)やった強みが出る」

 「チームが30試合終了で30安打」「シーズン折り返し(81試合)で最低100安打」と目標を修正、出場128試合目でクリアした。

 「200安打と言えば、イチロー」——。日米の野球ファンに共通の合言葉が生まれた。(霜田聖)

(2009年9月14日14時03分 読売新聞)



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