2009年9月14日月曜日

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イタリア:マントバ歌劇場の音楽監督に日本人が初めて就任

イタリア北部のマントバ歌劇場の音楽監督への2010年の就任が決まったローマ在住の指揮者、吉田裕史さん=本人提供
イタリア北部のマントバ歌劇場の音楽監督への2010年の就任が決まったローマ在住の指揮者、吉田裕史さん=本人提供

 【ローマ藤原章生】ローマ在住の指揮者、吉田裕史さん(40)が来年1月、オペラ公演で定評のある、イタリア北部のマントバ歌劇場の音楽監督に就 任することが決まった。契約は2010年から2年契約で3年の延長が可能な内容。日本人がイタリア歌劇場のトップに立つのは史上初めて。

 02年からローマを拠点に活動してきた吉田さんは05年、バルトーク国際オペラ指揮者コンクールで3位に入賞。07年にはローマのカラカラ野外劇 場で「道化師」を、エジプト国立カイロ歌劇場でベルディ作曲「アイーダ」を指揮、さらにパリ、シチリアなどでの活躍も高く評価され、マントバ歌劇場の支配 人から直接スカウトされた。

 吉報を聞いた吉田さんは「これまでのイタリアでの地道な活動を評価していただいたのだと思う。とにかくうれしい」と話していた。

 吉田さんは北海道生まれ、千葉県船橋市育ち。東京音大指揮科を卒業し、ウィーンやシエナなどで学んだ。イタリアやドイツの歌劇場で研さんを積み、02年の五島記念文化賞オペラ新人賞の受賞を機に、ローマに拠点を移した。

 東邦音大特任准教授、千葉県市川市の市川オペラ振興会の音楽監督も務めている。

毎日新聞 2009年9月14日 10時47分(最終更新 9月14日 12時20分)





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