2009年1月5日月曜日

asahi shohyo 書評

3段階の発想で 英語が伝わる! 100のツボ [著]西蔭浩子

[掲載]2008年12月24日朝刊

■発想を変えて英語をモノにする

  たとえば、「よろしくお願いします」を英語ではどのように表現するのだろう。ほかにも、「わざわざ悪いね」「適当に頼みます」「とりあえずビール」など、 日本語としては当たり前の言葉だが、同じ状況ですらすらと英語が出てくる人は少ない。そんな言い方は英語にはないとあきらめる人もいるだろう。しかし、英 語的発想の「ツボ」を知れば、そんな表現もこわくない。

 本書は、ふだん日本語で何げなく使っているが、いざ英語で言おうとすると難しい表現を取り上げて、日本人が陥りがちな発想の 「落とし穴」を指摘し、「伝わる英語」として発信するためのポイントを示している。例えば、「よろしく」という日本語には「今後のつきあいをよろしく」と いった意味があるが、英語では今後のつきあいに触れるよりも、「今回お目にかかれてよかった」気持ちを表現するほうが、はるかに自然だ。そこで「Nice  to meet you.」という言い回しがふさわしいといった具合である。

 本書は、今年4月から9月までNHK教育テレビで放送された人気英会話番組から生まれた。番組で取り上げられた100個のフ レーズが五つのグループに整理され、効率よく発想のツボをつかめるようになっている。付属のCDには日本語と練習用ポーズも収録されており、音声だけで練 習できる点も便利だ。

表紙画像

3段階の発想で英語が伝わる! 100のツボ

著者:西蔭 浩子

出版社:ジャパンタイムズ   価格:¥ 1,680

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