2008年4月7日月曜日

kumanichi local kikuchijo kikuchi yamaga Tour de Asia ツール・ド・アジア

2008年4月5日 23:07
熊本日日新聞 くまにちコムのTopへ戻る
6月に自転車国際大会…山鹿市長が表明
パネルディスカッションを聞く来場者ら=5日、山鹿市の八千代座(植山茂)
パネルディスカッションを聞く来場者ら=5日、山鹿市の八千代座(植山茂)
 地域の魅力を再発見し、住民と一緒にまちづくりを考える熊本日日新聞社の地域交流事業「地域とともに こんにちは熊日です」の第八弾が五日、山鹿市の八 千代座を主会場にあった。関連イベントも含め約五百人が参加。市、市教委、県鹿本地域振興局後援。メーンの地域フォーラムで中嶋憲正市長は、六月に鞠智城 を主会場に自転車の国際大会「ツールドアジア」を開催すると述べた。

 ツールドアジアには東アジア四カ国二十チームが出場予定。国営公園化を目指す取り組みが進む鞠智城をスタート、山鹿市内を自転車で周回する。大会を契機に市は、アジアを主眼に山鹿を世界にPRするための観光基本計画の策定を急ぐ。
 地域フォーラムでは、日本政策投資銀行地域振興部参事役の藻谷浩介氏が「100年後に遺す山鹿のまちづくり」と題して基調講演。人口減少時代の 戦略として(1)その地域でしか作れないハイセンスで少量、高単価のブランド商品を売る(2)美しい自然環境と統一感のある景観づくりにこだわる女性や若 い世代が現場をリードする—ことで「他地域からの人口流入を狙うべきだ」と述べた。

 続いて、熊日の松永幹夫編集局長がコーディネーターを務め、中嶋市長ら五氏が「湯の恵みと伝統文化を生かしたまちづくり」をテーマにパネルディスカッション。「山鹿の歴史を演劇にして八千代座で上演しては」などの意見が出た。

 次回の「こんにちは熊日です」は七月二十一日に宇土市で開く予定。(太路秀紀)


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