小原市場に旬の味覚 初のフェア始まる 門司区
クリやマツタケなど旬の食材を使ったおにぎりを買う客でにぎわった小原市場
門司区栄町の小原市場（１８店）で２日、初の「門司港・秋の味覚フェア」が開幕した。入居する鮮魚や総菜の４店がクリやサンマ、マツタケなど旬の食材を使ったおにぎりを販売し、買い物客は旬の食材に秋の訪れを感じていた。１７日まで。
近隣の飲食店にも重宝される市場の食材の質の高さを、多くの消費者に広める狙い。サンマとゴボウ、クリと小豆などを炊き込んだ７種類のおにぎり計７００個を空き店舗のスペースで売った。
マツタケのおにぎりを買った同区東門司のパート本木博恵さん（２４）は「長男も旬の味を喜びそうです」。クリのおにぎりなどを作った総菜店の浜村寿子さん（５９）は「市場の商品は品質最高。おにぎりの味も抜群です」とＰＲしていた。
おにぎりは１個１２０円（５個５００円）で、３日も午前１１時から販売する。期間中はお薦め品の試食販売などがあり、１５日午後２時はマグロ解体ショーも開く。
＝2009/10/03付 西日本新聞朝刊＝
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