ＵＢＥビエンナーレ：国内最古の野外彫刻展始まる 山口
力作が展示されている「第２３回ＵＢＥビエンナーレ」＝山口県宇部市の常盤公園で、田中雅之撮影
山口県宇部市の秋の風物詩、「第２３回ＵＢＥビエンナーレ（現代日本彫刻展）」（宇部市、同運営委、毎日新聞社主催、宇部興産特別協賛）が３日、同市の常盤公園ときわミュージアムで始まった。１１月１５日まで。
式典で久保田后子（きみこ）市長らがテープカットし開幕。快晴の下、美術ファンや家族連れが公園散策しながら、大賞（宇部市賞）に選ばれたヨム・ サンウクさん（３５）＝韓国＝の「Ｓｅｌｆ−ｃｏｎｓｃｉｏｕｓｎｅｓｓ」など、斬新な造形美の彫刻を堪能、芸術の秋を満喫した。作品に触れて楽しむ子供 たちの姿も目立った。
同展は前身の「宇部市野外彫刻展」を含めると、４８年の歴史を持つ国内最古の野外彫刻展。今回は世界４２カ国から３９２点の応募があり、模型審査を経て選ばれた２０点（海外作家は６点）を公開している。【渡辺亮一】
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